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Posted by みやchan運営事務局 at

2022年04月03日

ステアリング、念願のGARA4へ。

皆さんお久しぶりです。
と言っても、このウェブログをどれだけの人が観ているか(^_^;)

実に、3年3ヶ月ぶりの投稿。

でも、BEATは降りていませんよ。
私と共に、徐々に老いて行っていますが(^_^;;;;

さて、今回、ステアリング、換えました。
今度は、GARA4。

画像は、オークションサイトからの流用。
この商品を落札しました。

初代、オリジナルステアリングからすぐにGARA3に変更し、二つ使い続けてきましたが、
3本スポークは、右手の置き場に困ることが多く、加齢も手伝って、新しいステアリングを探していました。

GARAシリーズは、いつくか年代があって、時代時代でデザインが違います。
私は、このシンプルで上品なデザインが好きで、GARA4を選ぶ際も、同年代のものをと思っていました。

今回、程度の良いものが見つかりましたので、早速落札、取り付けました。
取り付け画像は、また気が向いたときに。

右手が右下の斜めスポークにちょうど収まります。
いやぁ、快適快適(^_^)

走行距離は、そろそろ26万キロ。
エンジンの大手術からも7年が経過しようとしています。
時代は、電動化の波が押し寄せつつあります。

化石燃料で走るクルマは罪・・なんて時代が来るのでしょうか。
背中から聞こえてくるワンカム12バルブエンジンサウンド、
あと何年楽しめるのでしょうね。

巷で見かけるBEATは、そのほとんどが3ケタナンバープレート。
今の時代を生きる人にもBEATの楽しさは受け継がれているのでしょう。

後継機種とされた(私からすると全く別物ですが)S660も製造中止とか。
エンジン屋を自認するHONDA、これからどういう道を探っていくのでしょうね。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 20:32Comments(0)ビート

2019年01月12日

BEAT HID化 今更のUP(^^;

私のBEAT、2017年2月にはHID化が完了しています。
素材としての画像は撮影していたものの、なかなかアップ出来ずにいました。

三連休でしかも外は雨ですので、ちょっとUP作業に着手。
ようやく皆さんにご紹介です。

友人Iのノーマルバルブとの比較。正面から。
発光比較正面から
色温度(ホワイトバランス)は、自然光(5000K)に設定していますので、
カメラのオートホワイトバランスで崩れた色味にはなっていません。
この発色が、実際の見た目に近いと思われます。

反対側に照射した画像。
照射(両方)
両方とも照らしているのですが、もうHIDの圧勝ですね。

ノーマルバルブのみ。
ノーマルバルブ
電球式の懐中電灯で照らしたようです。

HIDのみ。
LEDのみ。
色味がちょっとだけ青を帯びています。
色温度は5500K。
ちょっとだけ欲張ったら、青みの強い発色になってしまいました。


さて、そのHIDキッド、箱の中身はこんな感じです。
箱の中身
キットは、HIDバルブ、バラスト、ハーネス(配線ケーブル)の三つで成り立っています。
左側に2本あるのがバルブで、右上の四角いのがバラスト。
カプラみたいなものは、オリジナルのコネクタに割り込ませるものです。

ハロゲンバルブを取り外す前に、正面から撮影してみました。
今までのハロゲンランプ
純正ノーマルバルブから、PIAAの昼光色バルブに換装していましたので、
最初の友人Iのそれよりは、白さが出ています。

PIAAバルブ取り外し。
取り外し1
中央のコネクタを引き抜きます。

引き抜くとこんな感じ。
取り外し2
まぁ、汚れていますね(^^;

防水カバーを取り外します。
取り外し3
中央奥にPIAAバルブのコネクタが見えます。

押さえ金具を外して取り外し。
取り外し4
ここから、画像が左側になっています(^^;

このバルブともお別れです。
PIAAバルブ
PIIA702K用バルブ。 滅多に手に入らない貴重品でした。

HIDバルブ本体はこんな感じ。
LEDバルブ1
この一式に、Hi/Loの切り替えシステムも内蔵しています。

PIAAバルブを外した要領と逆の手順で取付。
LEDバルブ2
三種類のハーネスが延びています。


バラストを仕込むため、テンパータイヤ界隈を外します。
タイヤ回り1
この画像は、既にテンパータイヤを外した状態。
タイヤを固定していた平らな鉄板がまだ残っています。

鉄板を外すとこんな感じ。
タイヤ回り2
ご覧のように、殆どスッカラカンの状態。
フロントにエンジンを置かないミドシップのBEATは、
正面衝突時、この空間がクラッシャブルゾーンになりドライバーを守ってくれます。


ステアリング右下のカバーを外すと、照明がらみの配線が見えます。
配線1
これは、手前に持っているコネクタを抜いた状態。

キット付属のバイパスコネクタを取り付けます。
配線2
まだまだ、配線作業が沢山あるのですが、残念ながら画像はここまで。
この後は作業に集中していて撮影はしていません。
あまり参考にならない記事になっちゃいましたね(^^;

この先、面倒な作業が続きましたが、それに見合う幸せはありますね。
夜の運転が楽だこと楽だこと(^o^)

最近はLEDのヘッドバルブもチラホラ見かけるようになりました。
702K用のそれが実在しているのか分かりませんが、
あるのであれば、LEDの方が取付は遙かに楽でしょうね。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 11:13Comments(0)ビート

2018年06月03日

朱ビート、足回り詳細。

27年間車体を支え続けてくれていた足回り、総入れ替えです。

内訳は以下の通り。
部品詳細
ほぼ、同額の工賃が掛かります(^^;

でも、これ、是非お勧めします。

残念ながら、ショックアブソーバーがKAYABAになってはいますが、
路面のガタガタがまるで無かったかのように・・。
スゥーっと前に走り出すイメージです。

路面のガタガタを拾わないということは、ドライブの疲れも少なくなります。

ステアリングの精度も上がり、狙ったラインをトレースしやすい。
当然ながらいいことだらけです。

この記事を見て、是非そのドライビングを体験したい・・という方、
遠慮なくご連絡下さいね<(_ _)>

丸2年放っていたウェブログだから、誰も見ていないとは思いますが(^^;
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 12:36Comments(0)ビート

2016年05月01日

大型連休、青空の午後。

羨ましい人なら10連休もアリという今年の大型連休。
長男の運転で、近くをドライブしてきました。

抜けるような青空、流れる爽やかな風。
本当に、オープンカーは、春と秋の乗り物だなぁ・・と思います。

ビートが我が家にやって来て24年。
21歳の長男にしてみれば、生まれた時からあるクルマです。

その頃から、親子二代でこのクルマを乗り継ぐことを決めていました。
クルマの愉しさを分かりやすく実感してほしい、そういう思いがありました。

 その念願は叶い、私は長男の運転するビートの助手席にいます。

あと、20数年乗れば、親子三代がビートを運転出来るでしょうか。

そんな日が来るといいな・・などとほくそ笑む、午後のひとときでした。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 23:24Comments(0)ビート

2016年02月15日

慣らし運転【完了!】

ようやく、慣らし運転が完了しました。
やっと、3000kmを走りきりましたので、ここで慣らし運転最後のオイル交換です。

使用したのは、例によってこの面々。

E-plusは、商品名とパッケージが変更になっていて、なかなか探し出せませんでした。

具体的な中身の画像は撮影していません。
こちらでの作業と基本的に同じ工程です。
あ、フラッシングはしていませんね。

今回新しくチャレンジしたのが、下の画像。

E-plus、煮ちゃいましたワーイ
作業開始と同時に火を入れて、実際に使用するまでの30分、弱火でトロトロと。
ちなみにこのコンロ、1998年から愛用している、
イワタニ(Iwatani) カセットガス ジュニアバーナー CB-JRB-3
コンパクトに収納出来る、とても優れたミニコンロです。

さて、30分も煮込むと、容器はヘロヘロ、指で簡単に凹むほどです。
でも、これ、効果テキメンでした。

前回と同じ季節は2月、低い気温は、硬いE-plusを更に硬くします。
その時の体験がありますので、投入時勢いよく傾けたら・・、
おおお!まるで蜂蜜だったものが、サラダ油になってる!
サラサラとオイルパンに落ちて行きました。

前回、30分掛かった投入時間は、30秒に短縮されましたよ。
この製品をお使いの際は、ぜひ、やって下さい。
作業効率が全然違いますから。

10分ほどアイドリングをして、待ちきれずに早速試乗です。

いやぁ、
いい!
これは、すごくいいです!

丹念に慣らしをしたことで、金属同士の摺り合わせは完璧に近いと思います。
その完璧な面に、添加剤の皮膜が被さることで、更に動きが良くなったのでしょう。
ストレス無く、一気にレッドまで吹き上がります。
3000rpm辺りのちょっとしたもたつきもなく、弾けるように跳ね上がるタコメーター。

『鳥肌が立つ』という表現がありますが、ホントに鳥肌が立ったのは初めての経験でした。
ステアリングを握る自分が、ニヤニヤしているのが分かりますワーイ

やっぱり、クルマはエンジンだよなぁ・・と再認識しました。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00Comments(0)ビート

2016年01月31日

タイヤ選択、原点回帰。

タイヤ、交換しました。

前回は、エコピア EX10を着けましたが、今回は、かなり古い設計のタイヤです。
ECOPIA PZ-XC
を、チョイス。

もちろん、選択肢のひとつに、EX10の進化版、EX20Cもありましたが、
コンフォートにウエット性能をプラス、という位置づけは、雨の日の安全面で優位性はあるものの、
タイヤの全体的な性能としては、中庸でした。

やはり、スポーツカーである以上、雨の日のリスクは少々高くても、
総合的な性能で上を行く、ECOPIA PZ-XCがいいだろうと判断しました。

ちなみに、ブリヂストンのサイトで、「クルマから探す」で、ビートを辿っていくと、
この順番で表示されます。

普通に考えて、上からお勧めだろうと思いますので、
ブリヂストンから見ても、ビートへのお勧めはPZ-XCということなのでしょう。

Kグリッドから続く、不敵な面構えも私の好みではあるのですがワーイ

ということで、ネット上でポチッとな・・で、我が家に到着しました。

これは、フロント用。 10908円が定価なんですね。
ということは、税込み価格だと、11780円でしょうか。

MADE IN JAPANの記入があります。

日本製で良かったです。

こちらは、リア用。 

14148円するんですね。 税込みで15280円でしょうか。

こちらも日本製でした。

前輪と後輪は別のネットショップから購入しています。
前後異形タイヤならではのことですね。

いつも、タイヤ交換をお願いしているGSで作業してもらいます。

いつも、無理を聞いてもらって申し訳ありません。
福井石油山﨑台サービスステーションのスタッフの皆様<(_ _)>

ちなみに、こちらの店長は、福井石油グループのCMで
爽やかな笑顔を振りまいている、あの好青年ですニコニコ

この画像を撮影した直後、仕事で現場を離れなければいけなくなった為、
交換の具体的な作業内容はありません。
まぁ、通常のタイヤ交換ですから。

詳しいタイヤ交換の実際は、古い記事ですがこちらを。

新しいタイヤのインプレッションは、また次回。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00Comments(0)ビート

2016年01月26日

バックランプLED化作業。

運転席側のバックランプが切れました。
私が記憶する限り、このランプが切れたのは初めてです。
24年間、よく頑張ってくれました。

さて、同じ電球を入れ替えてもいいのですが、ここはひとつ奮発して、
最新の発光方式であるところのLEDを仕込んでみることにしました。

ココを参考に、Amazonでポチッとな・・(^^;

んで、こんなヤツが届きました。

不思議な形をしていますよね~。
両面にひとつずつLEDチップが付いています。

んで、早速取り付けて光らせてみました。 

言うまでも無いですが明るいですね~。

運転席側は、バッテリーがありますので、簡単には交換出来ません。
一度、バッテリーを外して作業をしないと、配線に無理な力が掛かったりします。
交換される方は注意して下さいね。

一方、助手席側はとても簡単。
交換の様子、定点で撮影してみました。
つまみをクルクル・・。

カバーが外れます。

まぁ、この程度は誰でも出来ますね。

手前の白いカプラがバックランプのそれです。

この部分、初めて見ましたよ。

カプラを回してランプを取り出します。

角度にしたら、45°くらいでしょうか。

出てきました。

こっちは球切れしていませんので、フィラメントは綺麗なものです。

比べてみました。

やっぱり、変な形してますよね。

カプラに取り付けます。

押し込んでねじる・・そんな感じです。

再挿入。

もうすぐ完了です。

はい、出来上がり。

前半の画像と全く同じになってしましたが、画像、使い回しじゃないですよ。

再びカバーを取り付けて完成です。

普通にやって入れば、15分程度で終わる作業でしょう。
私は撮影しながらの作業でしたので、それより少し時間が掛かりました。

ということで、発光させて撮影。

明るい時間に撮影すると、なんじゃらほいですねワーイ
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00Comments(0)ビート

2016年01月06日

衝動買いの結果。

先日、タイヤの情報を仕入れようとオートバックスに久し振りに行きました。
と、入り口にワゴンセールコーナーが・・。

何か掘り出し物はないかな・・と探していると・・、
こんなものを発見!

衝動買いしちゃいましたワーイ
んで、空箱を撮影。

通常価格より半額!って、何て素敵な響きかしら・・。
通常価格で買うのは難しいけど、半額なら手が届きます。

で、早速、取り付けちゃいました。

AT・MT兼用のシフトノブです。
今までより、おおよそ10mmほど、低くなりました。
シフトフィーリングは、ホンのちょっとだけ剛性感が増しました。
コキコキ感が増した・・と言えば、ビートオーナーには分かりやすいでしょうか。
重量が3倍ほど重くなりましたので、その分、慣性が増したことが要因かも知れません。

ドライバー目線だと、こんな感じになります。

ナルディのステアリングとの視覚的なマッチングはイマイチかな。
このナルディステアリング、Tのタテ棒部分に何か書いてあります。

近づいてみると・・、

"NARDI"ではなく、"SUBARU"と書いてあるのでしたワーイ

20年以上使用したGARA3が老朽化して、同じステアリングを探していたのですが、
中々、見つけられず、Yahoo!オークションでやっと見つけたのがコレ。

メーカー純正オプション品なんでしょうね、9時15分にコブがありませんが、
操作していて特に違和感は感じません。

今まで使用していたシフトノブはコレ。

一番、力の掛かる突起部分の縫い目がほつれて、操作時手が痛くなります。
総牛革仕様、端正な形状でお気に入りだったのですが、同じ形状のものが中々ありません。

横から見るとこんな感じ。

しっかりとした縫いしろだったことが分かります。
20数年、赤外線・紫外線・手の平からのダメージを受ければ、そりゃダメになりますよねスマイル
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00Comments(0)ビート

2016年01月04日

慣らし運転【~2000km】

あけましておめでとうございます。
今年も、BEATで楽しみましょうね。

さて、タイトルの通り、慣らし運転は2000kmを突破しました。
折角ですので、その際のオイル交換を撮影してみました。

既にエレメントは交換しています。

オイルパンの抜き取りボルトをクルクルクル・・。

今回は、珍しくディスポ手袋をして作業です。

今までは、ここで溜まり醤油を連想させるドス黒いオイルが出てきましたが・・、
ご覧のように、少しだけ褐色になったオイルが出てきます。

まぁ、1000km走っただけですからね。

殆ど落ち切りました。

前日から上げていましたので、オイル切れも速やかです。

スパナで締め付けて、オイル排出作業終了。

後は、オイル投入です。
が、画像はありません。
まぁ、いつものやり方ですから、いいですよねニコニコ

ということで、いよいよ慣らしの最終段階、3000kmを目指します。

7000回転までしっかり回します。

ホンのちょっと回し過ぎましたワーイ
これって結構撮影難しいんですよ。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 23:14Comments(0)ビート

2015年12月30日

慣らし運転【~1000km】

慣らし運転は、2ステップ目に入りました。
距離を稼ぐ為、今日は、鹿児島を一回りです。

交換スケジュール的に、500kmを大きく超えてしまいそうでしたので、
480km辺りで、一度目のオイル交換をしました。

画像はありませんが、殆ど劣化していないオイルが出てきましたよニコニコ
慣らしのオイル交換は、汚れたオイルを入れ替えるのが目的ではなく、
鉄粉を吐き出すことが目的ですので、殆どはオイルフィルターが受け止めてくれたでしょう。

ということで、オイルとフィルターを交換して鹿児島へ出発です。

今回からは、5000回転縛り。

勿論、お気づきのことと思いますが、走行中の撮影です。
よい子は真似をしないように。

鹿屋バラ園に行ってきました。
ええ、「そこに行った」だけで、園内には入っていませんワーイ
ここは、年に一度、私の心の師、浅井愼平氏に会いに行く所です。
今年も、いろいろお話をさせてもらいました。
私が所有する写真集、随筆集、短歌集にも沢山サインを貰って、幸せな一日でしたよ。

この後、錦江湾を反時計回りに走って、途中から右折、伊佐市を目指します。

出発が遅かった為、錦江湾には、沈みかけの夕日が。

この日桜島は、吐き出す灰も少なく、雄大な眺めを見せてくれました。

年内の投稿は、今回が最後かも知れません。
皆さん、良いお年をお迎え下さい。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 08:47Comments(0)ビート

2015年12月27日

慣らし運転【~500km】

今回から新シリーズ、「慣らし運転」です。

「慣らし運転」と聞いて、皆さん、何を思い付きますか?
漠然とした質問で、解答もマチマチだと思います。

「ゆっくり走るのが慣らしでしょ?」
残念!それは間違いです。 


では、解答を。

慣らし運転とは、新品時の、あらゆる金属と金属の馴染みを良くして、
そのメカニズムを長期間安定的に使えるようにすること、です。

今回、朱ビートのエンジンは、シリンダーとピストンが「新品状態」になりました。
それぞれの金属面はどちらも初対面で、まだちょっとギスギスした間柄です。
それを、慣らし運転をすることで、お互い理想の間柄になるように接触面を削り取ってあげます。

今私は、あえて「削り取ってあげます」と書きましたが、
まさしく、エンジンの金属部分を理想的に削る作業、が慣らし運転なんです。

今からお話する工程で、過去、新車を数台仕上げましたが、
いずれも気持ちのいい吹き上がりの、素晴らしいエンジンが出来上がりました。
ちなみに、燃費がいいのも特徴です。


やるべきプロセスは以下の5つ。

【~500km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分までしっかり回す。
ビートの場合、4000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~1000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+1000回転までしっかり回す。
ビートの場合、5000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~2000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+2000回転までしっかり回す。
ビートの場合、6000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~3000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+3000回転までしっかり回す。
ビートの場合、7000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【3000km~】
慣らし完了!
各ギアで、許容最大回転数までしっかり回して、回しグセを付ける。


いかがですか?慣らし運転とは、ゆっくり走ることではなく、
走行距離に応じて、とにかくエンジンオイルを換えるプロセスなんです。
良く回るエンジンに育てる為、間違ってもゆっくりチンタラと走ってはいけません。
全然回らない、軟弱エンジンに成り下がってしまいます。

ただ、それをする為に、前述の「削りとってあげ」たものを処理する必要があります。

それは、鉄粉。

鉄粉を何もせず放置していると、フィルターで受け止められなかった鉄粉が、
エンジン内を駆け回って主要金属接触面にキズを付けてしまいます。

しつこ過ぎるほどのオイル・エレメント交換は、まだ経験の浅いエンジンを守る為の、
とても重要で絶対に欠かすことの出来ない作業なんです。

と言うことで、やっと画像です。

4000回転縛り。
距離を稼ぐ為、クルマを受け取ったその日、延岡経由で熊本まで走ってきました。

熊本に行く途中、天翔大橋の横を通るので、ちょっと寄り道してみました。

2005年頃にやっていた、トリビアの泉で、クリップを何個繋げたら切れるのか、という検証が行われた橋です。
当時は、日本一高いアーチ橋、と紹介されていたようですが、今はどうなんでしょうね。

阿蘇とかも通過して、玉名まで走りましたが、画像はここを最後に撮ってません。

宮崎→延岡→阿蘇→玉名→八代→えびの→宮崎、と、
九州を3分の2ほど、反時計回りに走ってきました。
日帰りで走破するのは、この年になると流石に疲れますねワーイ
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00Comments(0)ビート

2015年12月23日

朱ビート、Eg、O.H.【再会】。

いよいよビートが完成し、引き取りの日になりましたスマイル
うちの奥さんを連れて、高橋自動車整備工場へ到着です。

なぜ夫婦で?
取りに行くのに、一人で行ったら、乗ってきたクルマを持って帰れないものでニコニコ

実は、朱ビートの名義はうちの奥さん。今もそのままです。
このクルマを買った当時、私は、日産ブルーバードSSS-Gアテーサに乗っていました。

今まで、日産をケチョンケチョンに言っているのに、
なんで日産車なんかに乗ってたんだ?と言われそうですね。
いえ、私が嫌いなのはゴーン以降の日産です。
それまでは、熱烈な日産ファンでした。
901運動の頃の日産は、本当に輝いていましたよ。
特にR32スカイラインは、別格ですね。

じゃあ、ブルなんかに乗らないで、スカイラインに乗れば良かったのに、と言われそうです。
確かにそうなのですが、ブルとスカイラインで、下取り値引きが30万も違うと・・、
そりゃ、ブルを選んでしまいますよねぇ・・。
まぁ、オールウェザーエクスプレスも、一度は体験したいとは思っていましたから。
フロントとセンターに2つのビスカスLSDを持つアテーサシステムは、
天候や路面状況を気にすること無く、安定安心の塊です。

おっと、話がえらくズレて行っています。修正しなきゃ。
ブルーバードSSS-Gアテーサの素晴らしさについては、また機会があったら。

ビートは、うちの奥さん用に買ったクルマでした。
そして、うちの奥さんは、このクルマでドラテクを磨いたんです。
その結果、うちの奥さんは、マニュアル車にしか乗れません。
オートマ車は、教習所でホンのちょっと乗っただけです。

オートマは乗れるけどマニュアル車は運転出来ない・・という女性が多い中、とても珍しいですよね。
今うちの奥さんが乗っているステラ(勿論、オリジナルのそれですよ)も、
少ないMT車の選択肢から候補に挙がったもの。
ただ、4輪独立懸架で、4気筒エンジンとなると、このクルマが唯一で、
富士重工最後の軽自動車として、大切に乗り続けたいと思っています。
ステラの素晴らしさについては、また機会があったら。

また、脱線しかかったところで、宮崎内燃機さんに到着です。

ご覧の様に、そらは鉛色。今にも降り出しそうです。

左には、しゃがみ込んで何かを見る社長がいます。

視線の先には、何があるのでしょうか?

クルマの後に回り込んで、何かを見ていました。

何を見ているんですか?との私の問いに、
「いや、オイルとか滲んでないかを見ていました。」
と、答えてくれました。

この日、修理代のお支払いもしました。
総額、252000円オドロキ
そして部品代が、160000円だそうです。
確かに、いろんな部品が、ありましたものねぇ。
となると、残りは、92000円!
エンジン脱着の費用も、高橋自動車整備工場に支払わなければいけませんから、
更に手元に残るお金は少なくなるでしょう・・。
もう、これって、破格ですよね。安すぎです!
もう何度も繰り返し言っていますが、宮崎内燃機さん、本当にありがとうございました。

さぁ、この後すぐ、ナラシに出発です。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:30Comments(0)ビート

2015年12月22日

朱ビート、Eg、O.H.【取付の様子】

多忙で高橋自動車整備工場へ行けない間、
社長のご厚意で一部作業を撮影してくれていました。
その画像数枚を頂きましたので、今回は、それをアップします。

一枚目はこの画像。

画面右側にラジエターっぽいフィンが見えますので、恐らくフロント側なんでしょうね。

これは、車体側のエンジンマウント部ですかね。

実際に見ていませんので、場所がイマイチ分かりません泣き

画像左側は、これもエンジンマウントですよね。

真新しいホースがキレイです。

ビートのエンジンは3カ所のマウントで固定されています。

それぞれの場所を撮影して下さったのかも知れませんね。

そして、載る前のエンジン。

サブフレームが取り付けられています。

別の向きから撮影。

ビートが、軽自動車では珍しい、4輪独立懸架であることが分かります。

画面左が車両後方、右が前方になります。


最後はエキマニ側から。

撮影して下さった画像は以上です。

いずれも貴重な画像です。
本当にありがとうございました。

さぁ、次回はいよいよ完成!引き取りの様子です。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:30Comments(0)ビート

2015年12月20日

朱ビート、Eg、O.H.【エンジン再取付】

宮崎内燃機さんから旅だって4日後、
高橋自動車整備工場さんへ行ってきました。

既に、エンジンはものと位置に納まり、フロント回りで何やら行われています。

エアコンのガス充填でした。

私のビートは、随分昔にレトロフィット化しています。
20数年前のエアコンは、フロン規制前のものが多いですので、
今手に入るクーラーガスで作動する改造が必要なんですね。

社長が箱から袋を取り出し始めました。

交換した部品たちです。

ひとつずつ、これはどの場所の部品・・と説明してくれました。

が、画面左下の丸っぽいものがエンジンマウントだ、と言うこと以外は、よく分かりませんでした泣き

ホースには、製造中止で、今までのヤツを使わざるを得ない所もあったそうです。

社長がその部分を指さしで教えてくれました。

が、この角度からの撮影では、その部分がイマイチ分かりませんね。

ガソリンホースには、オカルトグッズが巻き付いていますワーイ
黄色いヤツは、プラトンです。
そのすぐ左に付いている銀色のものは、ネオジム磁石を重ねて、三方向から取り付けたヤツです。
どちらも、いわゆるマグチューン系のモノですね。
右側の細長いものは、トルマリンシートを丸めて取り付けたヤツです。

私的には、エンジンフィールが軽くなった気がするのですが、
この手のモノって、個人差・個体差が有り過ぎですよねニコニコ

大昔、BEAT-MLに参加していた頃に、プラトンはちょっとだけ話題になりました。
私も、誰かからの口添えで、モニター商品を取り付けたんじゃないかな・・と記憶しています。

今思い出しましたが、「朱ビート」は、その頃からのHNでした。

社長がキレイに並べてくれました。

24年間、大した故障も無く頑張ってくれてありがとうね。

  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 18:00Comments(0)ビート

2015年12月18日

朱ビート、Eg、O.H.【突然の別れ】

しばらく仕事が忙しく、宮崎内燃機さんに行けていませんでした。
この日も、大変忙しく、お邪魔する余裕はなかったのですが、
何か胸騒ぎがして、それに、すぐ近くを通りますし、5分だけでもと思いお邪魔しました。

すると・・、


見覚えのある方と、見覚えのない軽トラに乗っている、見覚えのあるエンジンが・・。

何と、出来上がっていましたオドロキ

メインイベントのピストン作業は見られましたが、それ以外の組み立ては一気に端折って完成ですワーイ

エンジンの向こうに段ボール箱があります。

朱ビートにエンジンを戻す時に使用する部品たちですね。

再び走れる日は間もなくですね。

せっかくですので、角度を変えて撮影しました。

20数年の汚れは、サンドブラスターでもないとキレイにはならないですよね。

社長も、なんだか感慨深げです。

お二人、兄弟のように似てらっしゃいますよねニコニコ

ピストン交換がメインの修理でしたが、これだけ部品も交換しています。

大きな事故もなく、24年動き続けてくれてありがとうございました。

遠く飛行機雲が走る青空の下、高橋自動車整備工場へ出発です。

行ってらっしゃい。

でも、胸騒ぎってあるものなんですね。
この日、無理にでもお邪魔しなかったら、次に行った時は何もない・・ってことになるところでした。
宮崎内燃機さん、本当にありがとうございました。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 12:30Comments(0)ビート

2015年12月16日

朱ビート、Eg、O.H.【コンロッド取付】

エンジンを裏返しにして、押し込まれたピストンのコンロッドと、クランクシャフトを取り付けます。

ご覧のように、中央コンロッドはネジが取り付けられました。

ネジ止めする部分にオイルを塗ります。

ストロボの発光角度を間違えて、社長のおでこが素敵なことになっています赤面

固定のネジをクルクルクル・・。

全ての動作は、ゆっくり確実に・・といった感じです。

ネジ止めされました。

私の語彙が少なすぎて、毎回同じ事を言っていますが、
力を秘めたメカって、本当に美しいですよね。

最後の一カ所が取り付けられます。

120°を賄い合いながら、3つのピストンが毎分約10000回転します。
まんまバイクのフィールを四輪に受け継いだようなE07A、
ビート専用ユニットとして、まだまだ頑張ってもらわなきゃ、です。

まずは、指で六角ネジを回して留めます。

この作業の最初は必ず指でネジを締められています。

その次は、手の平サイズの六角ドライバーで。

身体全体で、締め付け量を決めている感じです。

そして最後は長めのラチェットレンチで仕上げです。

この時、社長が私に向いて一言、

「私、トルクレンチを使ったことがないんですよ。」

そうなんですね~。
当ブログを見てくれている方から、「トルクレンチを使わないのか!」といったクレームを恐れてのことなのか、
まぁ、絶対そんなことではないでしょうけどね(笑)。

作業を見ていると、右手を中心に、慎重にレンチで締め付ける様子です。
長年の”勘”がものを言う瞬間なのでしょう。

カバーを取り付けます。

クランクシャフトとコンロッドは、これで見納めです。

慎重にはめ込みます。

手前の丸い部分は、オイルエレメントを取り付けるところですが、
すぐ奥には、クランクシャフトとコンロッドが居たのですね。

おもむろにハンマーを取り出した社長、

柄の部分で、カン!カン!カン!と押し込んでいきます。

長いボルトにオイルをヌリヌリ・・。

固定用のボルトですね。

それぞれのネジを差し込んだあと、

例によって、手の平サイズのドライバーで締め込みます。

そして、長めのラチェットレンチで仕上げ締めです。

一本のネジを一気に締めるのではなく、全体的に少しずつ締め込んでいきます。
身体全体で、締め込む量を調節しながら、全てのネジを締め終わりました。
多分、右腕を中心にして、全身がセンサーのような感じなんでしょうね。

センサーで思い出しましたが、私がいつか乗りたいと思っていたスカイライン、
(あ、今売られている、ゲテモノ・ニセモノ・スカイラインもどきではないですよワーイ
の父、桜井眞一郎氏は、足回りのセッティングに、自らステアリングを握り、
「お尻のセンサー」と言われる感覚を頼りに煮詰めをいっていたそうです。
2011年にお亡くなりになっています。

話は随分逸れてしまいますが、私のスカイライン愛、お暇でしたらお付き合い下さい。
古い記事で申し訳ありません。
私的、スカイライン論
私的、スカイライン論2
私的、スカイライン論3
スカイライン史上最高のスカイライン、R34の記事、いつ書けるかなぁ・・。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 23:25Comments(0)ビート

2015年11月24日

朱ビート、Eg、O.H.【ピストン4】。

さぁ、出来上がったピストンをエンジンに入れ込みます。
社長の左手をご覧下さい。

なにやら輪っかを持っています。
実はこれ、ピストンコンプレッサーと言われるもの。
これを使うことで、ピストンリングやスリーブ内を傷付けることなく、ピストンを仕込むことが出来ます。

この輪っかの仕組み、図解するとこんな感じです。

頑張って説明図を作ってみましたけど、どうですか?ワーイ

ここからの作業は、連続写真でどうぞ<(_ _)>









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入りました。

ダメージなく仕込むことに成功です。
ネット上で検索すると、インシュロック状の工具を使って入れ込むパターンが多いんですね。
でも、かなり面倒そうです。
この工具は、シンプルですが優れものだと思いました。

作業はその後も続き・・、

残り2つも入れ終わって・・。

3本とも入り終わりました。

とてもキレイです。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 14:10Comments(0)ビート

2015年11月17日

朱ビート、Eg、O.H.【ピストン3】。

ピストンにピストンリングを取り付ける作業です。
小箱からリングを取り出します。

ガタガタのリング(スペーサーエキスパンダー)が1つ。
それを上下に挟むサイドレールが2つ、オイルリング(トップ・セカンド)が2つです。

図解するとこんな感じ。

ピストンリング、言葉では知っていても、実際に見るのは初めてです。
シンプルですが考え抜かれたシステムなんですね。


一つずつ、リングを取り付けていきます。

まずは、スペーサーエキスパンダーから。

ゆっくりとした動作で、次々に取り付けていきます。

今気づきましたけど、こういった作業って、地面でやってることが多いなぁ・・スマイル

完成です。

シリンダブロックの上に乗せてみました。
研磨されたシリンダブロックの輝きと、新品ピストンの輝き、美しいですね。

次回、このピストンがシリンダブロックに挿入されます。
お楽しみに。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 11:50Comments(0)ビート

2015年11月15日

朱ビート、Eg、O.H.【ピストン2】。

さぁ、いよいよ新しいピストンがコンロッドに取り付けられます。
いや、ピストンにコンロッドが取り付けられるのか・・。
まぁ、どっちでもいいのですが、今回の主役はピストンだからニコニコ

ピストンとコンロッドを繋げる役目をするのは、これ。
ピストンピン
ピストンピンです。


袋からピンを取り出した社長、それを削り始めました。

ホンのちょっとだけ角を丸めて、コンロッドに打ち込みやすくする工夫ですね。

早速、ピストンの穴に入れて、感触を確かめます。

間もなくこのピストンは絶対に見えないところに仕込まれます。
こうやって、姿を見られるのもあと少しです。

コンロッドにオイルを塗って、準備完了です。

塗り塗り塗り・・。

こんな風にセットされます。

この後、左手一本でピストンを固定しますから、慎重に角度合わせをしている感じです。

さぁ、セッティングです。

ピストンピンの打ち込みなんて、まず見られません。

打ち込む為のガイドをセットします。

ハンドルをクルクル回して、高さを合わせます。

ピストンピンを抜くのと同じ要領で、アームを降ろします。


むぎゅ~といった感じでニコニコ

出来上がりです。

何度も同じ事を言っていますが、美しいですね。

3本とも完成しました。

次回は、ピストンにピストンリングをセットする工程です。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 11:46Comments(0)ビート

2015年11月11日

朱ビート、Eg、O.H.【ピストン】。

この日、社長は、一番奥のプレス機前にいました。
足元には、既に作業が終わっているものが二本。

そう、ピストンからコンロッドを外す作業です。
残り一本の作業を撮影させてもらいました。

目線を下げて、位置の確認をします。

固定金具や道具は使わず、素手での作業です。

左手でピストンを持ち、右手でアームを持って準備完了です。

アームを上下させることで、少しずつ下向きの圧力が掛かります。

ピストンピンが少しずつ押し出されます。

お気づきでしょうか、社長の両腕筋肉の張り。
軽く動かしている感じですが、結構、力が必要なのかも知れませんね。

程なくして、ピストンピンは、カランと落ちてしましました。

コンロッドが外されたピストン。

もう二度とビートのエンジンの中に入ることはありませんが、24年間、ホントにお疲れ様でした。

新旧のピストンを並べてみました。

まぁ、色は、汚れたままですから、くたびれて見えますけど、
つい最近まで、朱ビートをいろんな場所に連れて行ってくれた原動力です。
感謝してますよ。

そして新しいピストンは、プレス機上で、コンロッドが組み込まれるのを待ちます。

心なしか、不安げな表情に思えるのは、感情移入のしすぎでしょうかスマイル
手前の筒は、ピストンピンを押し込む為のガイドです。

さぁ、次回、いよいよ、ピストンとコンロッドが一つになりますよ。
  

Posted by 朱ビート@宮崎 at 22:32Comments(0)ビート