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Posted by みやchan運営事務局 at

2012年06月04日

ビートフロントブレーキ交換【左フロント取り外し編】

※一連の作業は、あくまで、私、朱ビートが試行錯誤しながら行うものです。
※この記事の内容が、必ずしも正しいものかどうかは分かりません。
※ですので、ご自分でトライされたい方も参考程度に留めて下さい。
※保安部品ですので事故が起きても責任は持てません泣き


ビートフロントブレーキ交換【準備編】
ビートフロントブレーキ交換【工具編】
ビートフロントブレーキ交換【右フロント取り外し編】
ビートフロントブレーキ交換【右フロント取り付け編】
ビートフロントブレーキ交換【右ブレーキパッドの研究編】
ビートフロントブレーキ交換【左ブレーキパッド交換準備編】
ときて、今回、【左フロント取り外し編】です。


まずは、回すべきネジの頭を、クリーナーを吹き付けながら、歯ブラシでゴシゴシ。

上下とも、綺麗にします。


左側は、こんな感じで緩めました。

回転させる方向は、矢印の通り。


はい、上下とも緩みました。

このネジを抜き取って、キャリパーの手前を外します。


こんな感じで握って・・

手前に外します。


パカッ!

はい、取れました。
奥には、ブレーキパッドが見えます。
外したキャリパーの部品は、例によって、針金ハンガーで作ったS字金具で吊します。


擦り切れたブレーキパッドの様子です。

よく見ると、上と下で減った量が違います。
特に向かって左側、上の方は殆ど残量もありませんが、下の方はまだ少し残があります。
つまり、ナナメに押しつけられていた感じですね。


正面から見ると、更にハッキリします。

携帯でご覧の方にはイマイチ分からないかもしれませんが、PCのモニターで見ればよく分かります。
均等に擦れなかったのは、キャリパーの固着が疑われます。
そして、それはこの後、難問として突きつけられるのですが、この時はまだ、楽観的でしたスマイル


では、早速、ブレーキパッドを取り外しましょう。

ガイド金具の上を左右にスライドさせるように取り外します。
この画像からも、向かって左側の擦れ方が、かなり偏っているのが分かりますねプンッ


予想はしていましたが、外して分かる衝撃の事実!!
左側ブレーキパッドの片減りよりも、右側(つまり外側)のブレーキパッドはもっと悲惨!

ブレーキパッド部分はおろか、基台の部分まで完全に擦れています。
前々回予想していたように、基台の部分で車速を落としていたことになります。


更に、アップで見てみましょう。

少し画像を調整して、より、接触面のガタガタがよく見えるようにしてみました。
何ともスゴイですね。
画面右上が、ローターの外周部分に当たります。
やはり、ナナメに押しつけられていたことが、このようなイビツな摩耗結果を生んだのでしょう。
ナナメに押しつけられていた分、内周側には、わずかにブレーキパッドが残っています。

そして、白魚のような指先(嘘二度目)が真っ黒です泣き

何ともスゴイ光景です。
今にも壊れそうな異音は、これが原因でした。


さて、気を取り直して、外側のブレーキパッドに取り付けてあるシム(金属の板)を綺麗にします。

ご覧のように、ボロボロ。恐らくこのボロボロの元は、
鳴き防止のグリスが固まり変質したものだろうと思います(未確認)。

右フロントのそれは、殆ど掃除することなく再利用してしまいましたので、
少し要領の分かった左フロントでは、しっかりと綺麗にしてあげようと思います。


そして、掃除完了スマイル

ブログでは、一瞬で綺麗になっていますがニコニコ、実はココまでやるのに30分ほど掛かっています。
案外、頑固なヤツです。


そして、裏側も、綺麗に。

こちらは、もう手首が疲れてしまって、キャリパーが当たる部分を重点的に。
それでも、20分ほど格闘していました。
このシムの掃除だけで、おおよそ1時間のロス泣き
本来、組み上げる前にすればいい作業なのですが、まぁ、勢いです。
後回しにすると、急に面倒になってしまう性格だもので、やる気があるうちにしないとダメなんですねスマイル


さて、作業に戻って、キャリパー部分のもう一つの部品を外します。

この部分のネジも思いの外、硬い。
ですので、ビートフロントブレーキ交換【工具編】で紹介した1700mmパイプを使います(画像なし)。
取り外すネジの場所は、ビートフロントブレーキ交換【右フロント取り外し編】を参照して下さいね。


はい、取れました。

長年の、雨・風・泥・灰・砂・小石等で、かなり汚れていますね泣き
そして、ご覧のように、白魚のような手(嘘三回目)は真っ黒です。

繰り返しになりますが、皆さんは、くれぐれも手袋をして作業して下さいね。


ローターを囲むものが何もなくなって、スッキリです。

さて、これから、このローターを外します。


その際に、際だって活躍するのがコレ、インパクトドライバー。
またの名をショックドライバー。

ハンマーで叩かれた力が、セットした方向への回転力に変換されます。
右フロントは楽勝で外せたのですが、左フロントは、何もかも頑固フンッ
回転しないように、パイプをかましておきます。


叩き続けること、約10分、ようやく回せました赤面

いやぁ、大変でした。
この部分、普通のドライバーではネジ山を舐めてしまうのがオチです。
この作業をしようと思う方は、必ず購入して下さいね。
参考までに


もう、指でクルクル回せますチョキ

楽勝です。
あ、書き忘れていましたが、六角の方は、ラチェット(小)で簡単に取れています。


はい、取れました。

やっとベースが見えてきました。


全て取り外した姿です。

はぁ、疲れたニコニコ

さて、次回は、左フロントのブレーキパッド研究をしたいと思います。

次回、【左ブレーキパッド研究編】でお会いしましょうパー
  


Posted by 朱ビート@宮崎 at 20:00Comments(0)ビート