2015年10月24日
朱ビート、Eg、O.H.【分解】。
宮崎内燃機さんに行ってきました。
すると、作業台に、こんなものが乗っていました。
すると、作業台に、こんなものが乗っていました。
朱ビートのエンジンです。
これは、上下逆さまの様子。つまり、底が上を向いているんですね。
いよいよ、分解が始まったようです。
すぐ下には、オイルパンがありました。
内側はこんな風になっているのですね。
オイルゲージも刺さっています
クラッチディスクも見せてもらいました。
放射状のツメを持つ画面右上の部品は、殆ど劣化がなくこのまま使用するそうです。
ツメの部分が摩耗してしまうと使えないそうなんですが、
「上手なクラッチ操作をしていましたね」
と言ってもらい、ちょっと運転を褒められたようで嬉しいですね。
画面中央のスプリングが4カ所取り付けてある部品、
これは、経年劣化(3000rpm辺りでシャーンという音がする症状)で交換です。
画像一枚目の逆さま状態を元に戻してもらいました。
お分かりになるでしょうか。
中央と右側のピストンはオイルで濡れています。
バラした直後も、かなりオイルが染みていたそうです。
やはり、現象はオイル上がり。
更に分解が進めば、シリンダー内がどうなっているのか、明らかになります。
バルブ類も見せてもらいました。
天井側もスラッジやカーボンが張り付いています。
丁寧にオイルメインテナンスを続けていても、やはり22万㎞の蓄積はあるのですね。
正面から見るとこんな感じ。
中央の左二本のピストンは「P」の文字まで見えて一見綺麗な状態に思えますが・・、
本来入ってきてはいけないオイルで洗われた結果だそうで・・
スプリング側から見るとこんな感じです。
一本のカムで12本のスプリングを駆動します。
真上から見るとこんな感じ。
中央のくぼみにカムシャフトが通ります。
そのカムシャフトがこちら。
とてもいい状態を保っているそうで、このまま使用するそうです。
この日お邪魔した時は、E07Aの子孫、バモスのE07Zの作業をされていました。
お忙しいところお邪魔して申し訳ありませんでした。
この先も、朱ビートのエンジンをよろしくお願いします<(_ _)>