2013年11月03日

さようなら、小戸之橋 その2

2013年10月31日で50年の歴史に終止符を打った小戸之橋。
その姿を残しておきたいと思い、先日撮影に行ってきました。
今回は、その2回目。 当サイトに初めてお寄りの方は、その1から先にご覧下さい。

橋の上を北に向かって歩いていると、一つのことに気づきます。
それは、“サビだらけ”ということ。
さようなら、小戸之橋 その2
右側の柱は、街灯の支柱。 奥へ続くのは歩道の手すりです。
この状態がずっと続いています。

渡りきって振り返ると、少し傾いてきた日差しに細長い影が出来ていました。
さようなら、小戸之橋 その2
良い天気の日に撮影が出来て良かったです。

少しは慣れたところから、太陽に向かって撮影してみました。
さようなら、小戸之橋 その2
橋をシルエットで捉えてみました。

堤防から河川敷に下りると、釣り人を見つけました。
さようなら、小戸之橋 その2
釣果はどうですか?

特に何かを狙ってシャッターを切ったわけではないのですが、
こういう、“部分”って、記憶には曖昧に残るんですよね。
さようなら、小戸之橋 その2
私は、こういう、誰も気にしないところを撮影するのが好きです。
私の心の師匠、浅井愼平氏には遠く及びませんが、被写体を『探す』眼差しは常に持っていたいと思います。

橋をくぐって見上げると、何かが書かれた表と、南側で見たパネルと同じものがありました。
さようなら、小戸之橋 その2
小さくて見えないかも知れませんが、左の二つが塗装記録表で、
この表を見る限り、平成12年の2月に小戸之橋のお色直しをしたようです。
右のパネルは、最初に南側で見たヤツと同じもののようです。

ただ、ちょっと違うのは・・
さようなら、小戸之橋 その2
1959年3月の文字。
想像ですが、1959年3月に着工して、1963年6月に出来上がったのでは・・と思いました。

再び堤防に上がり、歩道の入り口を見ると、こんなものが集められていました。
さようなら、小戸之橋 その2
いろいろなゴミです。
堤防沿いの草が綺麗に刈られていましたので、その陰に隠れていたものが出てきたのかも知れません。
自分のゴミを持ち帰らない、ゴミ捨て場でもない所にゴミを捨てて平気な精神が、私には理解できません。

中には、新しいスーパー袋に入った飲みふるしのコーヒー容器とかもあって、
明らかに、川沿いまで持ってきてそこに捨てたのだろう・・と推測できるものもあります。
ゴミを捨てる行為は、そのまま自分の良心や人間性まで捨てている気がします。

50年の役目を終えた小戸之橋のすぐ横にあった現実でした。

さて、まだまだ小戸之橋探索は続きますが、今日はここまで。
次回、またこの続きをアップしますね。



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Posted by 朱ビート@宮崎 at 08:51│Comments(0)ビート以外
 
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