2015年12月27日

慣らし運転【~500km】

今回から新シリーズ、「慣らし運転」です。

「慣らし運転」と聞いて、皆さん、何を思い付きますか?
漠然とした質問で、解答もマチマチだと思います。

「ゆっくり走るのが慣らしでしょ?」
残念!それは間違いです。 


では、解答を。

慣らし運転とは、新品時の、あらゆる金属と金属の馴染みを良くして、
そのメカニズムを長期間安定的に使えるようにすること、です。

今回、朱ビートのエンジンは、シリンダーとピストンが「新品状態」になりました。
それぞれの金属面はどちらも初対面で、まだちょっとギスギスした間柄です。
それを、慣らし運転をすることで、お互い理想の間柄になるように接触面を削り取ってあげます。

今私は、あえて「削り取ってあげます」と書きましたが、
まさしく、エンジンの金属部分を理想的に削る作業、が慣らし運転なんです。

今からお話する工程で、過去、新車を数台仕上げましたが、
いずれも気持ちのいい吹き上がりの、素晴らしいエンジンが出来上がりました。
ちなみに、燃費がいいのも特徴です。


やるべきプロセスは以下の5つ。

【~500km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分までしっかり回す。
ビートの場合、4000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~1000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+1000回転までしっかり回す。
ビートの場合、5000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~2000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+2000回転までしっかり回す。
ビートの場合、6000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【~3000km】
各ギアで、そのエンジンの許容最大回転数の半分+3000回転までしっかり回す。
ビートの場合、7000回転縛りですね。

オイル・エレメント交換

【3000km~】
慣らし完了!
各ギアで、許容最大回転数までしっかり回して、回しグセを付ける。


いかがですか?慣らし運転とは、ゆっくり走ることではなく、
走行距離に応じて、とにかくエンジンオイルを換えるプロセスなんです。
良く回るエンジンに育てる為、間違ってもゆっくりチンタラと走ってはいけません。
全然回らない、軟弱エンジンに成り下がってしまいます。

ただ、それをする為に、前述の「削りとってあげ」たものを処理する必要があります。

それは、鉄粉。

鉄粉を何もせず放置していると、フィルターで受け止められなかった鉄粉が、
エンジン内を駆け回って主要金属接触面にキズを付けてしまいます。

しつこ過ぎるほどのオイル・エレメント交換は、まだ経験の浅いエンジンを守る為の、
とても重要で絶対に欠かすことの出来ない作業なんです。

と言うことで、やっと画像です。

4000回転縛り。
距離を稼ぐ為、クルマを受け取ったその日、延岡経由で熊本まで走ってきました。

熊本に行く途中、天翔大橋の横を通るので、ちょっと寄り道してみました。

2005年頃にやっていた、トリビアの泉で、クリップを何個繋げたら切れるのか、という検証が行われた橋です。
当時は、日本一高いアーチ橋、と紹介されていたようですが、今はどうなんでしょうね。

阿蘇とかも通過して、玉名まで走りましたが、画像はここを最後に撮ってません。

宮崎→延岡→阿蘇→玉名→八代→えびの→宮崎、と、
九州を3分の2ほど、反時計回りに走ってきました。
日帰りで走破するのは、この年になると流石に疲れますねワーイ


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Posted by 朱ビート@宮崎 at 07:00│Comments(0)ビート
 
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