2009年01月18日

止まる・・と言うこと。

今日は、最初から真面目な話です。


クルマにはブレーキが付いています。止まる・・と言うこと。
まぁ、当然ですね。
(写真は、ビートの後輪ディスクブレーキ)

ブレーキペダルを踏み込めば、ブレーキシステムが
1tを軽く越える鉄の塊を減速させてくれます。

ちゃんと整備されているクルマなら、
法定速度を守って走行する限り、タイヤが新鮮で健康である限り、
しっかりとクルマを止めてくれると思います。


さて、ここで恒例の問題ですニコニコ

クルマには、上記のフットブレーキの他に、
もう一つ、減速させるブレーキがあります。
さて、それは何でしょう?

パーキングブレーキ?

ん~~、確かにブレーキではありますが、それは、
機械的に後輪を動かなくさせるのが目的なので、
減速としてのブレーキではありませんね。


正解はエンジンブレーキです。

?そんな名前のブレーキ、見たことないわよフンッ
と言われる方・・も、いらっしゃるかも知れませんよね。

エンジンブレーキは、ギアを低速に入れることで
発生する、エンジンの回転抵抗です。

これが、駆動輪に伝わることで、クルマのスピードを落とします。

具体的には、AT(オートマチック)車なら、
シフトをOD(オーバードライブ)や3速・2速に、
MT(マニュアル)車なら、ギアを4・3・2速へ段階的にダウン。

クルマの減速を、全てフットブレーキに頼ってしまうと、
イザ!と言う時に、フェード(ブレーキパッドが滑り出す)気味になったり、
最悪、ブレーキオイルが熱で泡立って、使い物にならなくなったりします。

ビートは5速MT車ですので、回転数を合わせながら
一速ずつシフトダウンをして減速・・ですね。
これをマスターすれば、ほとんどフットブレーキを使わず
止まることも出来ますよスマイル


現在、日本車のAT率は90%を越えてますから、
免許を取ってATしか乗ったことがない、あるいは、
免許そのものがAT車限定という方も多いでしょう。

そういう方でも、エンジンブレーキを使用することで、
フットブレーキシステムに負担を掛けず減速することが出来ます。

長い下り坂、ATにお乗りの皆さんはどうされてますか?
ずーっとブレーキペダルを踏みっぱなし?
それは、とても危険危険ですよ~大泣き

そういう時は、ODをオフにするか、ATシフトレバーを
3速、あるいは2速に落としてあげて下さい。

あら不思議、クルマのスピードはどんどん下がっていきます。

エンジン回転数が高くなりますから、燃費が・・と思われる方、
エンジンは、スロットル(アクセル)を踏み込んだ時だけ、
燃料を消費していくんです。
つまり、スロットルを踏み込まない限り、
いくらエンジン回転数が上がっても、燃料は噴射されません

また、平地でも、目の前の信号がと気付いたら、シフトダウン。
ゆっくり車速は落ちていきますので、その分ブレーキに優しい
クルマの減速が出来ますね。

前述しましたが、ブレーキが熱を持ちすぎると、
効きが悪くなったり、最悪、効かなくなったりします。
最近のクルマは、どんどん重くなっていますので、
ブレーキをの負担も尚更心配です。


パニックブレーキ(咄嗟の時に目一杯踏むブレーキ)時に、
あぁ~ブレーキが効かない!
なんてことがないように、お互い気をつけましょうね~スマイル




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Posted by 朱ビート@宮崎 at 11:50│Comments(0)ビート
 
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